AFLA 香港新声会報告「30周年記念式典」
香港新声会・30周記念式典の報告
開催日 26年12月4日・5日
開催地 香港九龍・香港海員クラブ
第1日目
式典
新声会会長の王全徳氏およびウエイ顧問の挨拶
各地区役員祝辞
◆講演会
・北京および各都市の病院の耳鼻科教授による講演
・松山AFLA会長による講演
テーマ「AFLAの現状と未来」
◆交流会 香港行政長官夫人・食物衛生局局長・香港癌基金会長の祝辞、会食等
第2日目
◆身障者(含喉摘者)に対する各専門心療士の発表
1.芸術的治療
色彩によって患者の心理回復をはかる
2.音楽的治療
歌、ハーモニカを吹いて痛みを緩和する
3.身体的治療
ゲーム、体操による回復
◆ショー・タイム(審査員による審査あり)
中国各地区別(9団体)による余興の披露
1.日本(松山会長「リンゴ村から」)・・・ 感動賞
2.太極拳の披露(男性)・・・・・・・・・ 演技賞
3.会員の奥さんが歌3曲を歌う・・・・・ 活力賞
4.香港新声会5人のマジックショウ・・・・ 娯楽賞
5.14人のコーラス(団結力あり一位)・・ 大好き賞
6.食道発声による歌(男性)・・・・・・・雰囲気賞
7.食道発声(初心者女性)で自己紹介、舞台上で
歩くパフォーマンス・・・・・・・創意賞
8.舞台上で「書道」を披露・・・・・・・ユニーク賞
9.12人のコーラス・・・・・・・・・・・・団結賞
◆表彰式 香港新声会会長
香港新声会の食道発声研修会の報告
第1日目(12月7日)
・新声会会長・松山会長、栃木挨拶
・食道発声の講義 松山会長
・出席者74名のクラス分け
A・・・よく声が出ない
B・・・原音「あ」のみ出る人、全く声が出ない人
C・・・よく出る人、指導員
他・・・医師、言語聴覚士、付添い家族(16名)
はA、B両クラスを見学する
A・Bクラスの指導(18名)栃木担当
・お茶のみ法の指導(コップと水で実技指導)
3人の術後間もない声の出ない人を中心に指導
・連続発声の指導と必要性
・食道再建者の発声指導
・全体指導および個人練習
Cクラスの指導(40名)松山会長担当
・A,Bクラスの声の出ない人を生徒にして香港の指導員が実際に指導するのをチェックする。全く声の出ない3人とも
声が出る。
・銀鈴会の「お茶のみ法」の指導方法で新声会の指導員に演じてもらう。
・新声会の指導員、参加の会員、見学の若い医師や言語聴覚士からも熱心な質問が出て、熱気のある研修会であった。
第2日目(12月8日)
初日に声のよく出ない人を中心に、新声会指導員も交えて、徹底練習をする。参加者全員に修了証の授与を行い終了する。