第18回NYVCは、平成26年1月25日(土)、東京都障害者福祉会館に於いて開催されました。今年も例年のように入会から2年以内という規定の中で、出場者は抽選順に自由なテーマで持ち時間の3分間を有効に使って発表しました。
薄曇りの寒い日でしたが、会場は、満席となり熱気に包まれました。
大会は、木村孝指導員の司会で進行し、審査委員長は東京大学名誉教授、(公社)銀鈴会特別常任顧問の廣瀬肇先生、副委員長には東海大学教授、(公社)銀鈴会常任顧問の福田宏之先生、北里大学名誉教授の小林範子先生、首都医校教官の相楽多恵子先生、埼玉銀鈴会会長の飯倉義夫氏、(公社)銀鈴会新美会長他、銀鈴会役員により審査が行われ、発声の明瞭性、流暢さ、話の内容、態度などが採点されました。また、ELの部ではELの使い方、ことばの明瞭性、話す速さなどに注目して採点が行われました。
食道発声の部では17名(57歳~79歳)(単純喉摘8名、食道再建8名、その他1名)、電動式人工喉頭(EL)発声の部では、4名が出場しました。食道発声の中の6名が、EL発声の中の3名が入会後1年未満でした。
厳正な審査の結果下記の方が上位入賞し、昨年の出場で第2位となられた実績をもとにさらに発声法を向上された正願寺氏が最優秀賞に輝きました。