令和5年度 第10回スピーチ発表会・第43回家族座談会
令和6年2月17日(土)13時より三田の東京都障害者福祉会館にて「第10回 スピーチ発表会」が開催されました。
渡邊会長の挨拶の後、林指導員の司会で今回の出場者16名がクラス毎に日頃の練習成果を披露し、会場から大きな拍手が送られました。
最後に𠮷原先生の講評をいただき、参加者一同とても勉強になりました。
発表者(敬称略)
初心クラス 小笠原 幸成、久保山 陽二、村川 俊郎、伊藤 昌志、足立 鎮吾
初級クラス 白田 千明、中園 健治、奥嶋 荘一郎
中級クラス 福倉 正和、坪井 文雄
上級クラス 渋沢 和行、石坂 和也、大久保 則彦
ELクラス 井上 修、大野 博
シャントクラス 森田 嘉彦
(以上16名)
スピーチ発表会の後、休憩をはさみ第43回家族座談会が開催され、会員の皆様から発声及び術後の生活に関する質問が寄せられ、発声、生活に関する質問には訓練士が、医学的な質問には銀鈴会常任顧問・東京工科大学医療保健学部教授・東京医科大学客員教授の𠮷原先生が回答されました。
質問と回答内容は「銀鈴誌」「銀鈴会ホームページ」で順次紹介致します。
◆吉原先生講評◆
初心クラスの人は“あ、い、う、え、お”から練習が始まるが、上級クラスのスピーチを聞くことで、練習すればこのレベルまで上達できるとの確信を持てたと思います。
練習方法では、普段言い慣れている言葉の繰り返しも良い。例えば“ありがとうございます”は10音であるが、言い慣れているので比較的言いやすいと思います。
スピーチ発表を通じて感じたことは、ゆっくり、落ち着いて、緊張せず話すことが重要です。
ELスピーチ発表者からは、電話でも十分相手に伝えることができたとのことであり有効な発声法と思います。