平成29年度 第4回 スピーチ発表会


平成30年2月17日(土)13時より三田の東京都障害者福祉会館にて「第4回 スピーチ発表会」が開催されました。

松山会長の挨拶の後、今回の13人の出場者がクラスごとに日頃の練習成果を披露し、会場から大きな拍手が送られました。

最後に福田先生の講評で的確なアドバイスをいただき、参加者一同とても勉強になりました。

 

式次第
式次第
会場の風景
会場の風景
福田先生
福田先生

 

◆発表者(敬称略)

初心クラス 山岸 幸雄、竹田 健、山田 恒芳、伊藤 譲治

初級クラス 笠貫 達也、山口 明

中級クラス 蟻末 治、木村 明城

上級クラス 小川 秀子、安川 壮一、斉藤 陽一

ELクラス 堀江 知江子

シャントクラス 佐々木 晟 

(以上13名)

 

 

初心クラス
初心クラス
初級クラス
初級クラス
中級クラス
中級クラス

上級クラス
上級クラス
ELクラス
ELクラス
シャントクラス
シャントクラス

 

◆松山会長挨拶

皆さん、こんにちは。
今日は多くの方がお集りくださいましてありがとうございます。現在この教室で勉強している会員さんによる発声発表会と身体の後遺症や発声の悩みなどを相談する家族座談会をこれから4時まで予定しています。
スピーチ発表会の主旨はお稽古発表会ですので全員の皆さんにやっていただくのが良いのですが時間の関係で各クラスの代表者の方に発表していただくことにいたしました。
自分たちの今後の進まれる状態を知って練習の励みにしていただければと思います。

また家族座談会は皆さんが常々抱えている身体の心配事や発声の悩みなどを相談する時間です。

主に当会の特別常任顧問であります福田先生に回答していただきます。

皆さんにとって有意義な時間になりますよう願っています。


最後に福田先生の経歴をご紹介させていただきます。

福田先生は慶応義塾大学をご卒業後アメリカエール大学にて研究をされ、帰国後は慶應義塾大学、国際医療福祉大学、東海大学の医学部教授を歴任され、現在は青山耳鼻咽喉科 福田ボイスセンター長です。

 

 

◆福田先生の講評

スピーチされた皆様ご苦労様でした。いろんな意味で感銘を受けました。

スピーチされた皆様の発声を各論的には評価いたしません。全体に関しての講評をいたします。

初心の方といえども母音がきちんと出ていることを考えると、なめらかな子音を出して、それを自分の得意な母音につなげる能力を持つことが大切だと思いました。

初心、初級と移って行く過程では発声能力の差は歴然としています。そういう意味でクラス分けは意味あることと思いました。
一人お名前を挙げるとすれば、小川さんです。“諦めないで、諦めないで、そして、楽しくやれるように”との主張は全くその通りです。指導する側も楽しくやれるような指導を心がけることが大切です。その心がけにより、銀鈴会の発展に繋がると思います。