第3回開発の思い

6/21は定期総会・声の祭典に参加させて頂き、ありがとうございました。開会前の時間で、ボイス・レトリーバー製品版「VoiceRet」のご紹介をさせていただきました。

 

 さて、私がボイス・レトリーバーに込める思いをお話しさせていただきます。

 

私は、6歳ごろからずっとメガネをかけて生活していました。毎朝、メガネを探すことから始まる毎日に、なんと不便なことかとずっと考えてきました。しかし大人になるにつれて、逆にメガネの存在で自分が社会参加を許されている事に気づきました。メガネをかけている人が街中を歩いていても、その姿に違和感を覚える人は誰もいません。

 

同じように、ボイス・レトリーバーを使用している人がいてもなんの違和感を覚えることもなく、使用者が社会に溶け込む。こんな世の中を目指し、更なる開発を今日も進めています。

 

まずは、音質の改善を目指しています。現在、「意思を伝える」ことは概ね達成しつつありますが、一人ひとりの元の声を取り戻すこと、また聞いた人が肉声と間違えてしまうような音質を目指しています。この度、発売した「VoiceRet」は、スマートフォンなど外部の機器との連携ができるようになっています。

 

つまり、今の音は通過点に過ぎません。同じ装置でも、買い換えることなく新たなソフトを使用することでより元の声に近い声が出せるようになったり、歌ったり、より楽しく会話を楽しめるようなアップデートを予定しています。

 

今、メガネがファッションアイテムとして目が悪くない人でも伊達メガネをかけるように、ボイス・レトリーバーが世間に認められることを目指しています。

 

これからも、製品の改良がありました際には弊社のホームページで公開していきます。ぜひご期待ください。

 

 

https://tokyomdlabo.com/voiceretriever/