教室に海外より医療従事者来訪

去る6月14日、(公社)銀鈴会発声教室に、オランダ国立がんセンターの医師バームさんと言語聴覚士のメレルさんが来訪され、初心クラスから初級、中級、上級クラスでの発声練習を見学されました。

                       
シャント教室では、オランダでも同じ様な教室はありますか?と質問したところ「ありません。障害者が障害者をサポートすると言う事は、悩みや辛さ等が理解でき、とても素晴らしい事であり、それもボランティアでしていることに驚きました」と話していました。   

                    
次に、喉頭摘出者は増加傾向にありますか?と質問したところ、放射線治療や抗がん剤治療にて、摘出手術は減少傾向にありますが、副作用が発生しているのも現状です。再び摘出手術に戻るでしょうと・・・・   

                    
また、クラスにここ1~2ヵ月前から、声が出にくくなったkさんをバーム先生とメレル先生が診察を開始し、アドシーブを取り外し、プロヴォックスを覗き込み、首を右にして発声させたり、左に傾けて発声させたりしながら、最後に新しいアドシーシブの貼る位置等詳細に見極めてカセットを装着。声が出ました。                       

一同大喜び!!先進国の先端医療の一部を垣間見ることが出来た一日でした。    

 

 

 

Kさんを診察中のバーム先生

 

                   

貴重な体験をした仲間達と左から2番目バーム先生・メレル先生

 

 

 

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